芳根京子・飯豊まりえ・板垣李光人が『怖い絵本』の世界へいざなう「どっぷりと飛び込んでいただけたら」

左から)芳根京子、飯豊まりえ、板垣李光人

1月7日(金)放送の『怖い絵本 Season4』(Eテレ)のリモート取材会が開催。作品のドラマパートに出演し、朗読を担当する芳根京子、飯豊まりえ、板垣李光人らがそれぞれ番組について語った。

怖い、見たくない、でもちょっとだけならのぞいてみたい。私たちの心をつかんで離さない怪奇の世界。『怖い絵本』では、第一線で活躍する人気作家が実力派アーティストとタッグを組み、決して子供だましではない本気の怖い話を書き下ろした怪奇絵本を、新進気鋭の若手俳優が朗読する。また朗読の前後には異世界ミニドラマの主人公を演じ、視聴者を恐怖の世界へといざなっていく。

これまでに番組は2020〜21年で計9作放送され、「本気で怖い!」「アニメが美しい」「絵の世界と現実が繋がってて恐ろしい」などと話題を呼んだ。そしてこの度、1月7日(金)に新作3作「雪ふる夜の奇妙な話」「おいで おいで…」「かっぱ」の放送が決定。

静止画の絵本が動き出し、恐ろしい世界の空気が振動。1人で絵本を読んで想像していたよりもずっと恐怖体験が深まっていく。わずか10分で朗読とドラマ、そしてハイクオリティのアニメーションが味わえるぜいたくなホラーコンテンツだ。

芳根京子

まず、大野隆介作の「雪ふる夜の奇妙な話」に出演し、朗読を担当するのは芳根京子だ。すべての撮影を終えた芳根は「1日で撮影が終わる作品はなかなかなかったので新鮮でしたし、朗読とドラマが融合された作品も珍しいので、すごく貴重な経験をさせていただいたなと思っています。正直、私は怖いものが苦手なんですけど、やるほうは楽しいなと(笑)。食わず嫌いだったなと思って、反省と後悔をしています」と振り返る。

「怖い内容なのに、キャラクターのせりふをノリノリで言っている自分に後から気がついて『楽しいけど大丈夫かな』と心配になることもありました(笑)。そして、撮影では雪を盛られるシーンがあるんですけど、実際に今日は寒かったので演じやすかったです。現実世界と絵本の世界がリンクするという演じている側も不思議な気持ちになる作品なので、思いっきり、どっぷりと飛び込んでいただけたらなと思います」とメッセージを寄せた。

飯豊まりえ

続いて、中村まさみ作、絵を松本ジョゴが担当した「おいで おいで…」に出演し、朗読を担当するのは飯豊まりえ。飯豊は「ドラマパートの舞台となったネットカフェは、私の中では何かがいそうな気がして不気味さを感じていた場所でした。なので『おいで おいで…』という作品にすごくリンクしているなと思っています。全体的にじんわりと不気味な作品になっているので、楽しみにしていただきたいです」と。

「朗読をする人の声によっても怖さが変わってくると思うので、3人(芳根、飯豊、板垣)が担当する作品のそれぞれに違った魅力があるんじゃないかなと想像しています。『おいで おいで…』はどこか物静かで奇妙な雰囲気がありますが、あとあとじわじわと怖くなるような作品になっているところも魅力的です。新年早々怖がらせてしまいますが、ぜひ楽しんでもらいたいです」とアピールした。

板垣李光人

また、原作・柳田国男、文・京極夏彦、絵・北原明日香による「かっぱ」に出演し、朗読を担当するのは板垣李光人。板垣は「こういった作品に出演させていただくのは初めてなのですが、撮影がすごく楽しかったです。今回はプールが舞台になっていて水中から撮っているシーンもあるのでそういったところがどうなっているのかまだわからないですし、朗読のパートが入ってくるところでまた、それがどういった味を出してくるのか観るのがすごく楽しみです。想像していたかっぱのお話とはイメージが違って、結末が意外だったのも印象的です」と語る。

「朗読のような声だけで演じるお仕事をやらせていただくのも今回が初めてです。これから録るのですが、ゾクゾクするような内容に合わせて声の低さや抑揚の感じでちょうどいいところを狙っていけたらなと思っています。僕のファンの方でいろいろな作品を観てくださっている方にも楽しんでいただける作品になるんじゃないかなと思います」とコメントした。

絵本『かっぱ』のワンシーン

取材会では3人それぞれが作ってみたい絵本を語るひと幕も。芳根は「母は美大出身なんですけど、私は致命的にへたくそなんです…(笑)。でも描くことは好きです! ファンタジーがいいですね。絵本ってその世界に一気に飛び込めるものだと思うから、絶対に現実では起きないことを描いて、ハッピーな気持ちになれる絵本を作りたいです」と想像を膨らませる。

飯豊は「絵本を出したくて学生の時に一度プロットを書いたことがあったんですけど、それはどこかに眠っていますね(笑)。私は『星の王子さま』が好きなので、そういったちょっと哲学っぽい、一緒に考えられるようなものだったり、捉え方がいっぱいあるような絵本を書きたいなと思います。それは一つの夢でもあります」と明かす。

そして、板垣は「すごくファンタジックなものというよりは、今回の『かっぱ』のような不気味なものだったり、日本の妖怪や都市伝説だったりと、ちょっとダークファンタジーな感じがあるような…そういった要素が入っている作品が自分の絵の感じとも合うと思うと思いますし、描いてみたいです」と語り、三者三様のアイデアが飛び出した。

番組情報

『怖い絵本 Season4』
Eテレ
2022年1月7日(金)後10・00~10・30

©NHK

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