『情熱大陸』女性ねぶた師・北村麻子の新しい挑戦に迫る

『情熱大陸』ねぶた師の北村麻子©MBS

8月7日(日)放送の『情熱大陸』(MBS/TBS系 毎週日曜 午後11時~11時30分)は、ねぶた師の北村麻子が登場する。

東北三大祭の一つで、国指定重要無形民俗文化財でもある「青森ねぶた祭」。“ラッセェラー・ラッセェラー”の掛け声を受け、街を練り歩く大型ねぶたは幅9m・奥行き7m・高さ5m。世界最大のペーパークラフトとも呼ばれている。

ねぶた師・北村麻子は、史上初めての女性ねぶた師だ。その仕事は、絵筆で下絵を書き上げ、大量のハリガネで巨大なパーツを制作、トンカチ、ノコギリも使って土台を作り、高所作業も多いなど、体力を要し危険が伴う。女性が一手に引き受けるのは無理だと思われてきた。

さらにねぶたは勝負の世界でもある。毎年新しく作り上げる山車には順位が付けられ、評価される。しかし「子供の頃から、勝負の世界で生きる父母を見てきた」という北村は25歳の時、第六代ねぶた名人である父・北村隆の下で修業を開始。そして2012年のデビュー作で父を抑え、優秀制作者賞(3 位)、5年目で最優秀制作者賞(1位)に輝いた。

『情熱大陸』©MBS

番組は、コロナ禍での中止を経て3年ぶりの祭に臨む北村を追いかけた。今年の題材に選んだのは「琉球開闢(かいびゃく)神話」。沖縄の美ら海水族館で悠々と泳ぐジンベエザメに大感動したのがきっかけだ。沖縄返還50周年と言う節目、戦争もあり不安定な世の中に向けて、平和へのメッセージを届けたいという。

祭までの約3か月を過ごすねぶた小屋の隣には、父親のねぶた小屋。「父は、私が作っているものを知らないと思います」と話し、ライバルでもある父娘関係をにじませる。パーツを組み上げ、巨大な造形に仕上げる骨組みから、紙貼り・書割り・ろう書きなど、伝統的な制作現場だけではなく、2人の子供を持つ母親としての顔も、カメラは見つめていた。

この長かった中止期間で決めたという、自分にとっての新しい挑戦。沖縄の青い海を想起させる鮮やかなねぶたは、観客をどう沸かせ、審査員たちにどう映るのか…。不安と希望の思いを行き来させ、一人ねぶたと向き合う北村麻子の夏を映し出す。

『情熱大陸』©MBS

<PROFILE>
北村麻子
●きたむら・あさこ…1982年青森県生まれ。4人きょうだいの3番目。
2008年、ねぶた名人の父・北村隆の下でねぶた修業を始める。
2012年、デビュー作「琢鹿の戦い」で優秀制作者賞を受賞。
2017年、制作作品「紅葉狩」がねぶた師の最高賞である最優秀制作者賞を受賞。
インテリアが好きで、趣味は、ガーデニング。二児の母として子育てにも奮闘中。
母親曰く、片付けが苦手。

番組情報

『情熱大陸』
MBS/TBS系
2022年8月7日(日)午後11時~11時30分

番組HP:https://www.mbs.jp/jounetsu/
番組Twitter:@jounetsu
Instagram:https://www.instagram.com/jounetsu_tairiku/
Facebook:https://www.facebook.com/jounetsutairiku
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UChrwWDsptJWqbV_oPKdHk1Q

この記事の写真

©MBS

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする