岡田准一「ハリケーンのような熱を感じて」豪華キャストがハマーでレッドカーペットに登場 映画「ヘルドッグス」ジャパンプレミア

「ヘルドッグス」©2022「ヘルドッグス」製作委員会

9月16日(金)公開の岡田准一主演映画「ヘルドッグス」のジャパンプレミアが、8月17日に開催。岡田をはじめ、共演の坂口健太郎、松岡茉優、MIYAVI、北村一輝、大竹しのぶ、原田眞人監督が登壇した。

まず行われたレッドカーペットイベントでは、会場に大きな白のリムジンハマーが乗り込んだかと思うと、そこから主演の岡田准一、坂口健太郎が続き、松岡茉優、MIYAVI、北村一輝、大竹しのぶという6名の豪華キャスト、原田眞人監督が一気に登場。

全員がスタイリッシュなスーツと美しい漆黒のドレスを身にまとい、颯爽とレッドカーペットを突き進む様子は、まるで映画の中から「ヘルドッグス」のキャラクターたちが乗り込んできたかのような圧巻の迫力だ。

今回、キャスト陣が乗ってきた白いハマーと言えば、劇中で関東最大のヤクザ組織「東鞘会」のトップに君臨するMIYAVI演じる十朱の愛車。岡田演じる兼高や坂口演じる室岡が、その愛車の側でMIYAVIの護衛に付くシーンも描かれている。

その後には、屋内にてステージイベントが開催。復讐のために闇に手を染め、闇落ちした元警官・兼高を演じた岡田は「こうして映画の完成を伝えられてうれしいです」と。続けて「挑戦的で挑発的な映画ができました。監督は狙っていると思いますが、好き嫌いは分かれると思います(笑)」と本作の強烈な魅力について明かす。

続けて、これまでにないダークな役柄を演じたことについて、「新しい役者人生の1ページになると思いながら撮影していました。全員の濃いキャラクターと役作りを見ながらの撮影は楽しかったです」と振り返った。

そんな兼高と相性98%を誇るバディであり、自身のイメージを覆す制御不能なサイコボーイ・室岡を演じた坂口は「凄まじいものができたと思いました。撮影はいろんな感情が充満している怒涛の日々で、気づいたら終わっていたくらい(笑)。強烈な爆発力が残っている映画になっていると思います」とぶっ飛んだ映画の世界観を撮影当時から体感していた様子。

そして、クレバーで男勝りな生き様を貫く極道の女・恵美裏役を演じた松岡は「本当に1秒も休ませてもらえない映画なので、糖分を補給してから楽しんでほしいくらい。ジェットコースターのような映画に揺られてください」と怒とうの展開をアピールする。

「東鞘会」の若きトップに君臨し、兼高や室岡たちと深く関わりを持つ十朱役のMIYAVIも「本当にノンストップのエンターテインメント作品になっています。世界に届けられるこんな作品に出演できて光栄でした」と原田組初参加の喜びを口にした。

「ヘルドッグス」左から)岡田准一、坂口健太郎©2022「ヘルドッグス」製作委員会

いっぽう、北村は「暑いですね。映画が熱いからですよ。そして僕の顔より濃い映画ができました(笑)」と場内を沸かせつつ、「土岐は一本筋が通っていて漢気のあるキャラクター。同性から見てもかっこいい役だと思っています。時々、坂口さんから現場の写真も送られてきたりして」と撮影時の思い出を。

松岡との共演については、「初対面がビキニ姿で…」と自身がビキニ姿で松岡と初共演を果たした裏エピソードを披露。松岡も「女性でも躊ちょするような結構な面積でしたよね」と応え、濃厚なキャラクターが勢ぞろいする本作ならではの濃いエピソードで盛り上がる。

表の顔は凄腕マッサージ師、裏の顔は兼高と警察との情報伝達係という、重要な役どころを担った大竹は「台本を読んだ時からもう怖くて怖くて…(笑)。映像になった作品は叫びながら観ていたのに、最後にはなぜか泣けてきて。もう何度でも楽しんでほしい作品です」と感想をコメント。

岡田との共演は数十年ぶりとなるが「昔から変わってないなって。初めての原田監督の現場だから、緊張すると岡田くんに話していたんだけど…」と明かすと、すかさず岡田が「あれ、うそですよね? 緊張とかされないでしょ? 以前共演した時もそう言ってましたけど」と反論する場面も。それに対し大竹は「うん、あんましない(笑)」と即答し、大女優としての余裕とあわせてお茶目な一面をのぞかせた。

今回、岡田は技闘デザイン(アクション振り付け)指導としても映画のクレジットに名を連ねており、坂口とも丹念にアクションの練習を重ねたそう。

岡田は「(坂口君は)めちゃくちゃすてきでした。芝居は絶対ワガママに進めたほうがいいと思ってるんだけど、アクションは同じ進め方をすると怪我しちゃったりして危ないんです。お芝居として感情は盛り上がっているのに、アクションをする時は冷静な脳でないといけない。でも、坂口君はそのバランスがすごくいい」と坂口の演技とアクションを絶賛。

それを聞いた坂口は、満面の笑みで喜ぶと「岡田さんは自分の出るシーンじゃないのに側で見てくれていて。心強いし、褒めてくれると本当にグッとくるんです。劇中、僕は岡田さん演じる兼高のことをアニキと呼ぶんですけど、カメラが回っていなくても自然とそういう関係になっていました」と劇中の兼高と室岡のように、現場で培われた2人の絆を感じさせた。

「ヘルドッグス」©2022「ヘルドッグス」製作委員会

現場での岡田と坂口の様子は他の共演者たちからも注目を集めていたようで、MIYAVIは「どうやって十朱の親分感とか雰囲気を作っていくか、そう考えながら現場にいたけど2人は和気あいあいと筋トレとかしてた。僕と岡田君もクライマックスで重要なシーンがあったんだけど、その時のリハではアクションも軽くね、と言っていたのにしっかり締めてくるし(笑)」と撮影時のエピソードを暴露。原田監督も「役者陣を鍛え上げた鬼軍曹だから」と追従し、岡田は苦笑いを浮かべる。

最後は、原田監督から「岡田くんと坂口くんは映画の中で98%の相性を誇るバディということだけど、ここに集まってくれた出演者のみんなはそれ以上の相性です。彼らのアンサンブルを楽しんでほしいし、1回きりじゃなくて納得するまで何度でも何度でも楽しんで」と本作への思いを。

これを受け、岡田は「ジャパニーズ・フィルム・ノワールと言える作品の中で、セクシーさとは何かと思い続けながら演じました。皆さんが思っているようなヤクザ映画ではない作品になっています」と。「全員が深いところを探り合っているような、触れちゃいけない場所を触り合っているような…“愛”ですね」と本作の魅力を述懐。

続けて「原田監督は細かい部分すべてに愛情をかけています。エキストラさんにも役をつけていたりと、全キャスト、全スタッフが集中して魂を通して作り上げた熱が詰まった作品です。ハリケーンのような熱を感じてください」とメッセージを寄せ、ジャパンプレミアは幕を閉じた。

作品情報

「ヘルドッグス」
2022年9月16日(金)公開

出演:岡田准一、坂口健太郎、松岡茉優・MIYAVI・北村一輝、大竹しのぶ
金田哲、木竜麻生、中島亜梨沙、杏子、大場泰正、吉原光夫、尾上右近、田中美央、村上淳、酒向芳

脚本・監督:原田眞人
原作:深町秋生「ヘルドッグス 地獄の犬たち」(角川文庫/KADOKAWA刊)
配給:東映/ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
映倫区分:PG12

公式HP:https://www.helldogs.jp/

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©2022「ヘルドッグス」製作委員会

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